『うつ患者の家族はどうすればよいでしょうか？』　　への回答

心理カウンセラー（うつ病・うつ状態・人間関係） 大岳 龍昇

ジョニ丸さん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。

奥様がうつ病になられてしまったのですね
おつらいお気持ち
なんとかしてあげたいというお気持ちが伝わってきました。


私のところにはご夫婦でやってこられるクライアントさんもいらっしゃいます。

ご主人がうつの場合もありますし、
奥様がうつの場合もあります。


たいていは、最初にお二人いっしょにお話をお伺いした後
うつの方のみとセッションすることが多いです。

まれに奥様がご主人にいっしょにいてほしいと希望されて
お二人いっしょに受けられることもあります。
その場合だとご主人のお仕事が休みの日（土日）
にセッションをすることにしていますね。


私がご家族の方とお話しをするときには

『ツレがうつになりまして』
『その後のツレがうつになりまして』
（細川貂々著　幻冬舎）

『ぼくのオカンがうつになった。』
（佐口賢作著）

をおすすめしています。
両方ともご家族の立場から描かれたうつ病のマンガで、
読みやすいですし、家族としての接し方がわかりやすく描かれています。

それと、本人によるうつ病体験記である

『うつ病記』
（こばやしたけはる著）

も読みやすくてわかりやすいマンガです。
よろしければ、参考にしてみてください。


お二人でいっしょにカウンセリングを受けることにも
効果があると思いますので、お近くで信頼のできる
カウンセラーを探してみられるのもよろしいかと思います。

住んでいるところによっては信頼のおけるカウンセラーを
ご紹介できる場合もありますで
ホームページを見て、私にお電話をいただいてもだいじょうぶです。


お母様に奥様のうつのことを話すかどうかですが、
本来はご家族の方に理解しておいていただくのがベストですが、
ご本人のお気持ちが大切ですので
ご本人が納得してからお話されるのがよろしいかと思います。



ジョニ丸さんと奥様が、再びいっしょに
笑って過ごせる日が来ることを願っております。


　　　　　心理カウンセラー　　大岳龍昇

回答日時：2010年9月 6日(月) 15:30 JST

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