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離婚したいけれど経済的に不安です

ご相談者:40代/女性

43歳、結婚19年目、高校2年生の息子が一人いる専業主婦です。

夫(47歳)とは最初の職場で出会い、結婚しました。
私の両親は、異性と何人もお付き合いするのは恥ずかしいことと考え、結婚したら帰るところは無いという考えを持っていました。

私は主人に知り合い、一緒に仕事をしたり過ごしたりするうち、彼の金銭感覚がおかしいと思っていました。
主人の両親は土木の仕事で各地を転々としており、主人を始め妹たち二人も祖父母のもとで育ちました。
両親がいつもいない環境の中、贅沢に育った人でした。

結婚後、夫が祖母の面倒を見て欲しいからということで、夫の実家に同居しました。
夫が私にお金をくれないのと、通帳も見せてくれないので、義妹に相談して見せてもらいました。それまで生活費は私が出してました。
夫には多額の負債がありました。
今の給料では借金の返済どころか、生活もできません。
夫は仕事を変えました。
義妹が世話してくれた新聞販売店でした。
義父が資金を援助してくれました。
しかし夫は配達をしても集金をせず、集金袋を持ってパチンコに行く始末。
私は妊娠し、臨月になるまで自転車に乗って新聞配達や集金をしました。
息子が産まれるというときになり、仕入れ代金を払えないことで販売店を辞めさせられました。
負債を抱え、生まれたばかりの子供を抱えてもなかなか仕事をしない夫にキレたら、夫は両親のいる土木工事現場で働くと言って、行ってしまいました。
でも両親の配慮で、夫は現場の事務員として社員になり各地を転々とするようになりました。
まとまった給料を手にするようになると気が大きくなったのか、私の知らないところで大きな買い物をするようになりました。
私はそのころ、仕事をしていましたが、年に三回しか帰って来ない夫は、帰るたびにカメラや時計を買い換えていて、旅行に連れ歩き、私や息子に物を買い与える・・・私は不安になり「大丈夫?」と聞くこともありましたが、いい加減金銭のことでは疲れており、生活に支障が無ければ・・・と諦めてきていました。

息子が小学4年生のときに私は鬱病で仕事ができなくなってしまいました。

息子が中学2年生のときに何の相談も無く、夫は仕事を辞め、振り込まれた退職金も夫が遣ってしまいました。
仕事を辞め帰って来た夫は失業保険を貰っている間中遊んでいました。
失業保険は夫が握っていました。
私は夫が土木の仕事をしている間、給料明細を見たことがありませんでした。
私は夫の収入も失業保険の額も知らないままでした。
しかし退職してから、来た市県民税が月77000円もあり驚きました。
周りの人にあまりの額の大きさに相談したら、一体いくら給料貰ってたの!?と驚かれました。
税金の滞納も平気で、働きに出ていた私も働けなくなり障害年金を受けることに。
生活費にも事欠くようになり、借金がかさみ私が自己破産するかもしれない事態になっても知らん顔され、結局義父に相談して200万お借りし、まず税金を完納し(80万)、残りのお金を私の月々の返済(特定調停で決めた)と生活費に充てました。

夫は現在フリーターです。
私の障害年金と合わせても一月の生活費に足りません。
相談にも乗ってくれませんし、就職活動もしません。
もううんざりです。

離婚したいけれど、今の状態では経済的に不安です。
慰謝料や養育費を請求することはできますか?
夫には支払い能力が無いので、逃げ場が無いのかと思うと絶望するしかありません。

40代/女性 | 日付:2010年7月16日(金) 21:37 JST | 閲覧件数: 6,093

離婚後の生活が不安

若山 和由

そうですねぇ。少々ご主人は金銭感覚がほかの方とは違うようですね。今現在の借金はどのくらいあるのか分かりませんが、もうこのような状態ですと「婚姻を継続しがたい理由」に該当する可能性はあるのでは?と思います。
まぁ、ご主人には収入は期待できないため、慰謝料養育費は少々難しいところがありますね。とは言っても、養育費については、だいたいお子さんが20歳になるまでの支給ですから、何とかしてもらうしかないと思われますね。
ご主人の両親がどのくらいまで援助をしてくれるかにもより、と思われますね。
では、離婚を我慢しなければならないのか?となりますと、そうも言えぬ事情があると思われますので、あとはご自身次第です。
そして、生活保護の申請も速やかに申請し、もらえるように準備をしておくべきですね。

詳細については、こちらの方までよろしくお願いします。

名称:行政書士 KA法務事務所
連絡先:045-581-9844
E-mail:info@ka-office.net
(もしくは、私の事務所のホームページから入って頂き、「問い合わせ」フォームから
よろしくお願いします。)

回答日時:2010年7月17日(土) 21:02 JST

早々のご回答、ありがとうございます。

専門家の方に背中を押して頂いたような気持ちです。
諸処の問題があり、すぐに解決できるものではありませんが
今後もいろいろと検討していく中で心配なことがありましたら
ご相談に伺いたいと思います。
そのときは、またぜひよろしくお願いします。

| 40代/女性 | コメント投稿日:2010-07-17 |

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若山 和由相談件数:207件
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